平尾医院

平尾医院|豊橋市の内科、小児科、脳神経内科

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軽度認知障害(MCI)について

軽度認知障害(MCI)について

⬛軽度認知障害:MCI(Mild Cognitive Impairment)とは
加齢による前頭䈎や前頭前野の血流低下から認知障害が見られるが、日常生活には支障が見られない状態。CDRでは0.5に相当する状態と考えられます。
 
⬛経過
40%がMCIに留まり、10%が正常レベルまで回復しますが、1年で10%、5年で50%がアルツハイマー型認知症(AD)に移行すると報告されています。
 
★ADへの移行診断
半年から1年毎の経過観察により診断されます。ADに移行したかどうかの診断は患者さんの症状と脳画像検査から総合的に診断されます。
 
脳画像検査
①頭部MRIによるVSRAD検査(ADにおける側頭葉内側部の萎縮度定量評価)
②脳SPECT検査(側頭葉内側部、頭頂葉後部帯状回の血流測定)
 
 ■認知症(AD)への移行を阻止する薬剤は現在ありません。生活習慣の改善と脳リハビリが有効と考えられています。
 
★生活習慣の改善とは
①バランスのとれた食事を取るようにしましょう。
②適切な運動、歩幅を広く歩くようにしましょう(速歩45~60分を週3回)。
③適切な睡眠を取るようにしましょう(睡眠不足となると脳内のβアミロイド蛋白が脳脊髄液に排せつされなくなるためです)。

★脳リハビリとは
①心ときめくこと・楽しめることをしましょう(脳に心地良い刺激を与えることになります)。
②同時に二つのことを行いましょう(脳の複数の場所を刺激することになります)。
③料理、旅行糖の計画立案等をしましょう(段取を立てるという実行機能を訓練することになります)。