平尾医院

平尾医院|豊橋市の内科、小児科、脳神経内科

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慢性閉塞性肺疾患について

慢性閉塞性肺疾患について

■慢性閉塞性肺疾患(COPD)とは
タバコ煙を主とする有毒な粒子やガスを長期に吸入することで生じた肺の炎症に基づ<進行性の気道閉塞を呈する疾患です。
COPDは肺気腫と慢性気管支炎に分けられます。肺気腫はガス交換に関係する肺胞が破壊され、慢性気管支炎は末梢気道が狭くなります。
■COPDの症状
動作時の息切れ、40歳以上、10年以上の喫煙歴、3週間以上続く咳・痰・喘鳴、頻回に起こる風邪症状がある場合、COPDが疑われます。
■COPDの診断
①肺機能検査
気道閉塞の目安である一秒量や一秒率の低下を確認します。
②胸部X-P
③胸部CT
④心電図
⑤心エコー
⑥血液検査(NT-proBNP、KL-6)
心不全や各種肺疾患(気管支喘息、肺癌、肺結核、間質性肺炎、びまん性汎細気管支炎等)を除外します。
■COPDの重症度
自覚症状・肺機能検査・胸部CT検査から総合的に決められます。
<自覚症状による分類>
(1)軽症:坂道や階段で息切れがする
(2)中等症:平地を100m歩くと息切れがする
(3)重症:衣服の着脱や軽度の日常労作でも息切れがする
■COPDの治療
①禁煙。詳しくは、当院ホームページの禁煙外来についてをご覧下さい。
②抗コリン薬の吸入、β2刺激薬とステロイドの合剤の吸入、
<自覚症状の軽減とCOPDの進行抑制が期待できます。>
③入院治療
上記治療を外来で行なってもコントロールできない場合、入院をして頂き下記内容を実施します。
 1)胸部CT・肺機能検査による重症度の再評価
 2)ステロイド・抗生剤の点滴投与
 3)酸素療法
 4)呼吸リハビリ
 5)栄養指導
④気道感染予防:肺炎球菌ワクチンやインフルエンザワクチンの接種
⑤在宅酸素療法:COPDが進行し慢性呼吸不全状態となった場合